作業療法学専攻
教育理念と人材育成の目的
1）作業療法学専攻の教育理念
作業療法学専攻では、本学の建学の精神を基本として、豊かな人間性と高い倫理観、健全な社会性を持ち幅広い専門知識と技術を有し、対象者に対して適切な作業療法を実践できる能力、多職種と適切な連携をとることができ地域社会の貢献できる能力、データサイエンスを基盤とした科学的な根拠に基づいた物事を思考することができ、高度化した医療や様々な保健医療分野の課題に対応できる人材を育成することを教育理念とする。
さらに、本専攻科では、上記をふまえ、人間性豊かで、幅広い知識を有し、地域リハビリテーションのリーダーとなる作業療法士の育成を目的とする。さらには科学の方法論に精通し、創造性に富む、国際社会においても活躍しうる作業療法士を輩出することを目指している。
2）作業療法学専攻の人材育成の目的
- 作業療法に関わる社会や時代の変化の本質が考究でき、豊かな人間性と高い倫理性、社会的責任感を持ち、時代の変化に合わせて主体的に社会を支えることのできる能力を獲得する。
- 科学的根拠に基づいた専門知識と技術を有し、高齢者、障がいのあるおとなやこども、がんなどの疾病のある人に対して実践的な作業療法を行える能力を獲得する。
- 作業療法の展開や臨床判断に必要となる問題探究心と問題解決能力を有し、科学的根拠に基づいた臨床実践を展開できる研究マインドを身につける。
- 予防医療の観点から、健康の増進や維持、生涯にわたる心身の健康づくりに関して幅広いリハビリテーションを担うことができる。
- 多様化する地域社会の特性や、共生理念およびリハビリテーションに関連する多職種連携・協働チームの在り方を適切に理解し、健康課題の把握・解決に寄与できる、地域リハビリテーション分野の中核を担うことができる。
- グローバル化および情報化の進展を視野に入れつつ、生涯にわたって医療・リハビリテーションの質の向上について探究・研鑽できることができることを身につける。