教育理念と人材育成の目的
医療保健科学部は、世界と地域が直接繋がるグローバル化の時代と予測不能な現代社会が共存する中、社会現象の本質を見抜く教養力と多文化に対応できるコミュニケーション能力を有し、国際的な広い視点から国際医療や地域医療の課題とその解決を考えることができる「多職種連携と地域医療課題、そして国際的な医療問題を解決できる医療人」の育成を教育理念かつ人材育成の目的としている。さらに医療における職業人としての専門知識や技能に加えて、豊かな人間性と社会性を備え、多職種連携に柔軟に対応できる高度な人材育成を目的としている。
具体的には、以下の⑴から⑹に掲げる人材育成を目標とする。
- (1) 医療・保健における社会の変化に対して物事の本質を見極め、考究できる人材
- (2) 文理横断的かつ学際的な知識と論理的な思考能力を基礎として、状況の変化に柔軟に適応できる人材
- (3) 専門職の基盤となる知識を習得し、科学的根拠に基づいた思考と実践能力のための基本的な能力を有した人材
- (4) 医療・保健にかかわる種々の問題探求・解決能力が高く、医療・保健の発展を支えることができる人材
- (5) 多職種と連携・協働し、医療・保健の立場から地域社会の健康課題に貢献できる人材
- (6) グローバル化の進展を視野に入れつつ、生涯にわたって医療・保健の質向上について研究・研鑽し、発展に寄与できる人材