VOICE 03
CURRENT STUDENTS
日本と世界をつなぐ存在に。そのための学びを、ここで。
- 国際学部 国際コミュニケーション学科 2年
- ムラング アヤさん (千歳北陽高校出身)
英語が好きで通訳者を目指しているムラングさん。国際・言語系の大学・学科への進学を模索する中で、気になっていた道文教に国際コミュニケーション学科が新設されること、留学が必修で組み込まれることを知り、ここで学ぼうと。入学から1年が経ち、夢を叶えるのにぴったりの環境であると感じているそうです。
日本と海外の架け橋になりたくて
通訳者になるという夢を叶えるために国際・言語系の学科をいろいろ探す中で、今の学科を見つけました。進学の決め手は高校3年生のオープンキャンパスのときのこと。国際学部の説明を聞くと、国際コミュニケーション学科は特に外国語コミュニケーションに重点を置き、目指す進路に通訳者も想定しているとわかって、この学科なら希望に添った勉強ができると感じたんです。私は日本とフィリピンにルーツがあってどちらの国も大好きで。そんな生い立ちもあって、将来は日本と海外の架け橋となる仕事ができたらと思うように。具体的な仕事を考えてみたとき、好きな英語を生かして日本と海外の人や文化をつなぐ存在になれたら素敵だな、それなら通訳者という仕事がいいかなと、目指すようになりました。
英語にたっぷり浸れる環境がいい
国際学部では英語関連の授業の多くがオールイングリッシュ。思った以上に英語にふれる機会が多く、英語に馴染む環境が整っていると感じます。先生方は私たちをよく見てくださっていて、例えばオールイングリッシュの授業でも、理解度に合わせてちょっとだけ日本語で補足してくださることもあったり(笑)、困った顔をしていると声をかけてくださったり、質問しやすく安心して学べています。TOEIC対策もすごくていねいで、淡々と過去の問題を解くのではなく、なぜその答えになるのかをグループワークで話し合ったりするので楽しいし理解が深まります。一人で勉強するよりモチベーションが上がって、英語力も着々と高まっている実感があります。どの授業も楽しめていますが、1年次で特に思い出深かったのは「ニセコ国際研修」ですね。ニセコのホテルでの2週間、コロナ禍ではありましたが周辺在住の海外出身の方とお話するチャンスも結構あって、期待していたよりたくさん英語でコミュニケーションすることができました。貴重な経験だったなと思います。
世界の学びの環境整備にも挑戦したい
ニセコ国際研修のような体験的な学びは、この学科の特徴であり魅力の一つです。2年次には「短期語学研修」が必修となっていて、みんなが海外留学に挑戦することになっています。費用があらかじめ学費に組み込まれているので別途容易する心配がないところも助かります。他大学にはなかなかない制度だと思います。私自身、大学では留学に挑戦してみたいと憧れていたので、早くコロナ禍が収って、実現されたらいいなと楽しみにしています。卒業後は通訳者になりたいと思っていますが、その先、ゆくゆくは世界中の子どもたちの教育環境を整える活動もできたらと考えています。以前親戚に会いにフィリピンへ行ったとき、家庭の事情で学校へ行けない児童など、恵まれない境遇の子どもを目にしていろいろ考えさせられました。子どもたちが当然のこととして教育を受けられるように、学びの場を作る活動に携わりたい気持ちが生まれました。英語力を磨きながら、そうした海外諸国の事情などにも目を向け、いつか私が何らかの貢献をできたらと。そのためにも学生時代に、できる限り多く、さまざまな知識を吸収したいです。