2024年07月08日

恵庭市立図書館

7/5のゼミは、「花と読書のまち恵庭」の施策実施の大きな拠点である市立図書館を訪問しました。

1992年に開館し、2000年には全国に先駆けて「ブックスタート(試行)」を始め、2004年には、道内初となる小学校へ学校司書を配置するなど、市民の読書活動や生涯学習を支えています。

事前学習では、図書館に対して、静かで、やや堅苦しいイメージを持っていた学生たちは、飲食しながら歓談できるスペースや小さな子が気軽に本に触れられる書架の工夫などの解説を聞き、ずいぶん印象が変わったようです。

開館から30年余りが過ぎ、建物の長寿命化とニーズの多様化に合わせた機能の拡充など、改修が計画されています。図書館は、読書活動の推進が第一義ですが、子育てや家庭教育支援、中高校生の居場所、異世代交流や住民の地域参画促進など、地域課題の解決の場としても効果が期待できます。

読書や図書館に馴染みの薄い学生もいますが、だからこそ見えることもあります。フィールドワークでは、自らの興味や関心に基づき、考えを深めていくことはもちろん、新たな興味や関心を生みだす場でもあります。

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