2024年07月23日

国際学部教員が国際学会で受賞いたしました

7月16日〜18日に北九州国際会議場で共同開催された、国際学会 9th IEEE/ACIS International Conference on Big Data, Cloud Computing, and Data Science (BCD 2024-Summer)(第9回米国電気電子学会・国際コンピュータ情報科学学会のビック・データ、クラウド・コンピューティング、データ・サイエンスに関する国際会議)と、The 1st Workshop on ICT for Decision-Making (WICT-DM 2024) with BCD2024-summer(第1回意思決定のためのICTに関する国際ワークショップ)の両方において、国際学部教員が研究発表を行いました。

 

国際ワークショップでの研究発表において、参加した聴衆からのデジタル投票の結果、国際学部の渡部教授の研究発表が社会人部門で1位となり、Best Presentation Award(最優秀プレゼンテーション賞)に選ばれました。

 

渡部教授は、海外から北海道への留学生が、卒業後に道内で就職を希望するも、会社と留学生のミスマッチや、日本独特の労働慣行がもたらす問題などによって道外に流出してしまう実態に対して、高度人材としての元留学生がどのようにしたら北海道に定着できるのかを、元留学生へのインタビュー調査から明らかにしました。この研究は、2019年に北海道開発協会の研究助成を受けております。

 

国際学会の各セッションでは、日本やアジアだけでなく、渡部教授が若き日々に研鑽したイギリスやドイツの研究者たちとも、活発な議論や意見交換が行われ、こうした研究交流の機会で培われた国際感覚や最新の知見も、早速国際学部の授業に反映されるようです。

 

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