本学では、2021年度入試から「北海道食の王国選抜」がスタートし、初年度は、健康栄養学科に10名が入学しました。
　これは、日常生活にもっとも身近な「食と栄養」の大切さを知り、素養を高め、地球温暖化や世界的食糧難に向け、食の王国である北海道におけるフィールドワークを通じて、日本の食文化や栄養管理、調理技術について造詣の深い付加価値のある人材を育てることを目的としています。

　現在活動している1 期生7 名は、これまでの取り組みから得た知識を深化させ、食を取り巻く課題解決に向けたプロジェクトの一環として、恵庭市で働く外国人のうち、「日本語ひろば」に通う10名をお招きして、北海道の郷土料理や恵庭の地産食材を使用した調理体験のワークショップを行い、異文化交流を通して親睦を深めました。

　参加者から北海道の食に対する意識調査や評価をいただき、結果として報告する予定です。本学では、日本や世界における食の拠点として北海道の食を見つめ、課題解決案を検討し、異文化交流の機会を創出することで、地域貢献に繋げる活動を行っていきます。

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