2024年06月14日
「スリランカ支援プロジェクト」にご協力ください(野球道具・文房具・輸送費寄付)
北海道文教大学では、不要になった野球道具や文房具を集めてスリランカへ送る「北海道文教大学スリランカ支援プロジェクト」 を実施します。経済危機に瀕しているスリランカへの支援にぜひご協力をお願いいたします。
北海道文教大学スリランカ支援プロジェクト
企画/北海道文教大学 協力/生活情報誌ちゃんと
募集期間
令和6年6月14日(金)~7月12日(金)
募集項目
① 野球用品 (未使用、使用済みは問いません)
バット、グローブ、スパイク、ヘルメット、ベースなど、野球にかかわる用具全般
② 文房具 (未使用、使用済みは問いません)
鉛筆、消しゴム、ノート類(未記入)、ボールペン、サインペン、クレヨン、各種定規など教育にかかわる用具全般
③ 寄付金 (銀行口座振り込みにてお受けいたします)
野球道具や文房具を届けるための輸送や保管にかかる費用などに活用させていただきます。
収集方法
① 野球道具 および ② 文房具
物品は下記連絡先までお電話のうえ、直接お持ちいただくかたちとなります。
(大量の場合はご相談ください)
連絡先/北海道文教大学 企画調整課(担当:東城)
TEL:0123-34-0059(受付時間 平日9:00~17:00)
③ 寄付金
-振込口座-
北海道銀行 恵庭支店 普通口座 0991373
名義:北海道文教大学スリランカ支援プロジェクト
プロジェクトの経緯
南アジアに位置するスリランカは日本にとって重要な友好国でありますが、伝統的な親日国であるスリランカでは、2019年のテロ事件やその後の新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により、観光業が大きな打撃を受けたことなどから経済が低迷し、2022年4月には対外債務の返済を一時停止する旨を発表するなど、未曽有の経済危機に陥っています。国民生活にも甚大な影響が生じており、現在は債権者との債務再編の協議を行いながら、経済の再建に向けて、各種構造改革などの様々な取り組みを進めているところです。
一方、スリランカでは、日本の大使館やJICAの寄付金により、2013年に初の野球場が建設され、国際ランキングでも年々順位を上げるなど徐々に野球が広がっていますが、近年の深刻な経済悪化の影響により、野球に対する支援が十分でなく、バッドやボールの調達が困難な状況に陥っており、十分な練習ができない状況に陥っています。
渡部学長がスリランカの野球場を視察(2023年9月)
そこで、北海道文教大学は、2018年12月にルフナ大学(スリランカ)と学術交流協定を締結したほか、2023年9月にはスリランカ事務所開設、2024年にはグローバルビジョン財団(会長 メダガマ・ガマゲ・スニル氏)と包括連携協定を結ぶなどの交流があることを踏まえ、スリランカの経済危機により苦しむスリランカの人々に対して、少しでもお役に立てればとの思いから、「北海道文教大学 スリランカ支援プロジェクト」の企画をスタートしました。
ルフナ大学と学術交流協定を締結(2018年12月)
具体的には、北海道文教大学では野球部の学生が国際学部に多数在籍しており、今後、野球を通した国際交流に取組むことを目指して、軟式・硬式問わず、不要となった野球道具を集めて送るほか、外貨不足の影響で生活必需品が輸入できないことから、子供たちが勉強する際に不足している文房具やチョークを送ることとしており、送付に際しかかる輸送費への寄付金も含めて募集することとしました。
本学名誉博士であるスニル氏と硬式野球部(2023年12月)
皆様の寄付金や野球道具、文房具などのご支援が、スリランカの子供たちや野球を通じて成長しようとする人々の夢を叶えます。このプロジェクトに、是非ご協力ください。
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